ラピュタの覆面算
今日はラピュタの日ということでタイムラインは賑わっておりますが、そんな中、こんな素敵な Tweet を見かけました。
パズルとバルスのツイートをすべき空気だから再掲しとこう。「シータとパズーがラピュタで出会う=バルス」って覆面算パズル(同じ文字には同じ数字があてはまり、違う文字には違う数字があてはまる)です。 sheeta+pazu+laputa=ballsh 答えはバルスの頃に。
— たきせあきひこ (@puzzlepocket) August 2, 2013
つまり、
SHEETA + PAZU + LAPUTA = BALLSH
これが覆面算として成立しているのですね。なお、バルスの英語綴りをざっと調べてみたところ、英語版 DVD の字幕には表記が無いために一定していないようですが、BALLSH はおそらく少数派です。
続きを読むWin「君と彼女と彼女の恋。」ニトロプラス
随時追記する予定ですが、クリア直後の感想を残しておきたいと思ったので。
こういうタイトルに出会うために、このブログを書いていた気がします。ADV の文脈を踏まえた上で、ADV の固定化された枠をはみ出すタイトル。ADV と ARG の融合の一つのカタチ。それがこの「ととの」です。
以下、ネタバレばかり。正直、未プレイな方は、ネタバレに触れずにプレイした方がよいと強くオススメします。
続きを読むPS3「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」age
備忘程度に。
『マブラヴ』に搭載されている総合演出システム“AGES(エイジェス)”で狙っているのは、アニメと既存のADVの中間のメディア。小説のいいところとアニメのいいところをうまく取り入れたものにしたい、という思いから生まれたのが本システムだという。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/637/637178/index-2.html
という記事のとおり、デジタル紙芝居としてのアドベンチャーゲームを突き詰めたタイトルでした。同記事によるとテキスト量は3MB。1本道シナリオであることを考えれば十分な量ですし、その全編にわたって一般的なADVとは比較にならない多様な演出が付けられていることを考えると、制作予算が偲ばれます。AGES はどれくらい編集の支援をしてくれるのでしょうね。
選択肢は全編通して数カ所のみ。いずれも画像回収のための選択分岐となり、すぐに合流します。
シナリオについては、マブラヴ オルタネイティヴ と同じ世界観を別の角度から描写するもので、今作の主人公であるユウヤの物語として十二分に楽しむことはできますが、マブラヴ本編がセカイ系として完全に完結してしまっている物語である以上、作品世界自体の落としどころはそちらに引っ張られざるを得ず、特にラストシーンは、本編を知っている人は感涙、知らない人はそれまでのストーリーから一気に飛躍してしまいポカーンという状況になります。そういった意味では、トータル・イクリプスをプレイしてからオルタネイティヴ本編をプレイすると、ばっちり補完されて別の感動があるかもしれません。
ストーリー自体は、ガンパレ的な人類劣勢の世界観の中で、生き残っている各国の政治的な駆け引きと、それに翻弄されながらも人間的に成長していく主人公を描いたもので、読み応えはあると思います。ただ、最後の話の畳み方がヒロイン個別ルートをプレイしたような読了感といいますか、トゥルーエンドを読んだ感は薄いかもしれません。受け手側に、ここはタケルの世界だという想いがあるから、そう感じてしまうのかもしれませんけれども。なお、日本が帝政の世界観ではありますが、それぞれの国がそれぞれ綺麗なところ、汚いところを持っているように描写されており、そういった点ではやはりバランス感のある作品かとは思います。
Emacs23.4 for Mac OSX
メモっておかないと忘れてしまいそうなので。
http://macemacsjp.sourceforge.jp/index.php?CocoaEmacs
http://henry.animeo.jp/wp/?p=1624
この2つのページを参考に。
emacs-inline.patchのemacs23ブランチの先頭から emacs-inline.patch と font.patch を取ってきてあて、あとは上記ページで言及されている emacs-23-lion-fullscreen-test.patch と fix-shiftmodifier-patch-for-emacs-inline-patch.diff をあてて、あとは
CC=gcc-4.2 CXX=g++-4.2 ./configure --with-ns --without-x --without-dbus make bootstrap -j4 make install cp -r nextstep/Emacs.app /Applications
ただ、どれかのパッチの副作用だとおもうのですが、 .emacs で (toolbar-mode nil) しているのにツールバーが消えないんですよね……
フォント設定
ネット上で見かけた MacOS X 用のフォント設定に足し引きして以下のように。
monaco をベースに、JIS 文字セットはヒラギノ丸ゴシック。jisx0208 は jisx0213 に含まれるはずですし、jisx0212 も実用上必要な物は 0213 に含まれているはずと信じつつ。
ちなみに、ギリシャ文字は全角で表示したい派なので、ギリシャ文字やキリル文字は特別な設定をしていません。JISに含まれるのでそのまま全角表示されます。
(if (eq window-system 'ns) (when (>= emacs-major-version 23) (setq fixed-width-use-QuickDraw-for-ascii t) (setq mac-allow-anti-aliasing t) (set-face-attribute 'default nil :family "monaco" :height 140) ;;; JIS 文字セット (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'japanese-jisx0213-1 '("Hiragino Maru Gothic Pro" . "iso10646-1")) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'japanese-jisx0213-2 '("Hiragino Maru Gothic Pro" . "iso10646-1")) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'katakana-jisx0201 '("Hiragino Maru Gothic Pro" . "iso10646-1")) (setq face-font-rescale-alist '(("^-apple-hiragino.*" . 1.2) (".*osaka-bold.*" . 1.2) (".*osaka-medium.*" . 1.2) (".*courier-bold-.*-mac-roman" . 1.0) (".*monaco cy-bold-.*-mac-cyrillic" . 0.9) (".*monaco-bold-.*-mac-roman" . 0.9) ("-cdac$" . 1.3)))))
キーボード設定など
UTFネイティブなシステムだとときどき起きる、バックスラッシュを入れたいのに円記号が入ってしまう問題が MacOS でも発生。
ついでに、ドラッグアンドドロップでファイルを開くように。
(if (eq window-system 'ns) ;; for mac (when (>= emacs-major-version 23) (define-key global-map [ns-drag-file] 'ns-find-file) (define-key global-map [?\] [?\\]) ) )
菅野ひろゆき氏の死を悼む
そういえば、言及していなかったと思い、書き記しておきます。思うことは一つ。本当に残念です。
氏の死から半年が経とうとしていますが、未だに氏の新作をもう遊べないのだと思い出す度に、強い喪失感を覚えます。YU-NOの新作という曖昧な夢は、もう見ることも叶わなくなりました。
一ファンとして、本当に楽しませてもらい、ありがとうございました、という感謝の念を贈る以外にはありません。
デジタルゲーム業界もこれから真の意味での世代交代を迎えていくことになりますが、果たして継承していけるだけの何かを、そして継承する仕組みを、ゲーム開発者は培って来れているのか、考えていかないといけないかもしれませんね。
ビジュアルプログラミング: Google Blockly
最後の記事がスマガだったことに気づき慌てた訳ではありませんが、ビジュアルプログラミング言語(VPL)関連の話題がちらほら出ているのでメモっておきます。
まずは Google Blockly。命令をブロック状に組み立てていくよくあるパネル式のVPL。新規性は、ブラウザ上でできることと、JavaScriptやらPythonやらに変換できることでしょうか。
また、NAVERまとめで知ったのですが、MIT のメディアラボが作っている Scratch というのもあるようです。ノリが Squeak Etoys っぽいなぁ、と思ったら、なんのことはない、Squeak でした。Etoys に比べて小学生向けに作られているとのこと。
そういえば、大学製の教育用ビジュアルプログラミング環境といえば、CMUのAliceもあったなあと思ったら、ご健在のようで安心しました。
こういうシンプルなVPLは、教育向けと言って出ては消えを繰り返していますが、Google Blockly はどこまで発展するか、楽しみですね。
ちなみに、その他のVPLについては、Wikipediaのビジュアルプログラミング言語のリストがけっこういい感じでまとまっていますので、そちらから。