ゲームシナリオ
表題のトークショーに参加してきました。 リアル脱出ゲームの加藤隆生さんと、428やタイムトラベラーズのイシイジロウさんが、Zork から 428、そしてこれからのアドベンチャーゲームを語る、というイベントでした。 とても面白かったです。2時間では全然足…
CEDEC Digital Library (CEDiL) が公開になりました。無料のユーザ登録を行うだけで、過去の CEDEC の資料が取り放題です。そんなわけで、ゲームスクリプティングに関係有りそうなものを拾っておきます。(全てログインが必要) インタラクティブな物語: 素…
主に自分向けのメモです。 Teesside 大学における Interactive Storytelling 研究 CIG2010での基調講演(英語): http://vimeo.com/14540861 CEDEC2010「インタラクティブな物語: 素晴らしき新ゲームジャンルに向けた、ゲームプレイのプロシージャル生成」: ht…
隣のエントリからのはみ出し話。物語系のゲームと、非物語系のゲームを分ける大きな違いとして、CEDEC などでよくお見かけする川邊一外先生が講演でよく挙げられるものが、テーマです。非物語系のゲームのほとんどは、半ば自動的に「Survive!(生きよ!)」…
先日のエントリで、ちらっと触れた「繰り返し鑑賞される芸術としての物語作品にとってストーリーは重要ではない」という主張に関して徒然なるままに。前回、眠くて書ききれなかっただけで、大した話ではないのですけれども。なお、どちらかといえば物語作品…
隣のエントリで、物語を重視するゲームに replay value を付加する方法の記事を紹介しました。その際に、はたしてそもそも物語重視のゲームが何回も遊べる必要があるのか、という観点での議論はしませんでした。この話はいろいろな要素を含む上、ごく個人的…
ネットで調べ物をしていたところ、某所で以下のような書き込みを見つけました。 「シナリオの無いストーリィ」については 以下のサイトが非常にうまく語ってくれています。 Using Low Level Stories http://www.gamedev.net/reference/design/features/lowle…
TVprogram Markup Language (TVML) - Game Scripting Memo の関連で、TV4U という技術もあるようです。http://www.nhk.or.jp/strl/tvml/tv4u/index.htmlこちらは、APE (Automatic Production Engine) と呼ばれる演出のテンプレートと、台本に分けて記述し、…
3D版のアドベンチャーゲーム記述用スクリプトっぽいな、ということでご紹介。Internet Watch の記事「ユーザーが書いた台本通りにCGキャラが話す動画番組作成サービス」によると、セガサミーメディアは TVML という言語で入力することでテレビ番組風の動画が…
コナミの「ときめきメモリアルOnline」は今月末でサービス終了ということで、現在無料プレイ期間です。終わってしまう前に、アドベンチャーゲームという観点でメモっておきます。ときメモOnlineは、従来のコンシュマーの学校恋愛シミュレーションの雰囲気を…
今年の GDC にて Comparing First-Generation Drama Engines というポスターセッションがありました。実物は見ていないのですが、スライド資料(PDF) が公開されていましたので、ご紹介。なお、僕自身は Facade しか存じませんでしたので、資料で書かれている…
http://www.glocom.ac.jp/j/labs/azuma/project/game/news/index.html#005712コメントに情報をいただいていたのですが、掲載が遅くなってしまいました。12月10日に RGN (コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会) の第4回が開催されるそうです…
たまには、この blog で書こうと思っている本題について触れなければ。自書で「選択肢学」というものを提唱された日本大学の川邊一外先生ですが、CEDEC2006 にて、「ストーリー創作エンジンと選択肢学入門」というセッションを持たれるようです。『「環境」…
物語を重視するゲームのスクリプティング言語には、簡潔な記述の層と細かい記述の層の2層構造が必要である、と常々考えています。もしかしたら、それは層ではなくて、面 (aspect) と呼ぶべきかもしれませんが、ともかく、少なくとも2通りの触り方はできねば…
『ゲームシナリオのドラマ作法』でほんの少しだけ触れられていることに「選択肢学」という考え方があります。マルチプレックス・ストーリーにおいて、選択肢によってどのようにストーリーが分岐・遷移していくかを分類・分析する学問、という感じでしょうか…
読み終わったのは10日ほど前でしたが、時間が出来たので感想を。著者の川邊一外先生は、実はまったくゲーム畑の方ではなく、松竹で脚本を書き、また脚本家の養成所で講師を続けてきたバリバリの映画畑の方です。CEDEC でご挨拶させていただいたこともありま…