植物モデリング UI

ESPer2006 での五十嵐研の井尻さんの発表がすばらしかったのでメモ。

Takaflower は、簡単に花の 3D モデリングを作成することのできる UI の提案です。内容はリンク先にビデオがありますので割愛しますが、五十嵐研らしい直感的で素敵なインターフェイスだと思います。葉っぱを反らせてさらに丸みをつけるあたりの処理が真骨頂な感じですね。 花びらとがくの配置を修正するための同心円状の選択範囲が使える 2D 編集画面もすばらしいと思いました。

最近は、Top-down でスケッチを詳細なモデルで置換していくようなアプローチで研究されているそうです。

そして、もうひとつ気になったのが Sketch L-System という研究です。フラクタルで樹木の 3D モデルを作成するというのは良くあるネタですが、そのフラクタル用の置換パターンをリアルタイムで編集して生成物を確認できるという代物です。すぐにでも実用化できそうな気がしているのですが……。