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MotionPortrait が2Dゲームに利用されることに

ゲーム開発

旧ソニー木原研の研究成果としては個人的にはもっとも注目していた MotionPortrait がついにゲームに応用されるようです。使用タイトルは、なんと「涼宮ハルヒの約束」。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0707/19/news075.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/10/news079.html

MotionPortrait は、1枚の顔写真を入力するだけで、その顔の表情や瞬き、口パクなどを自由に付けられるという技術で、デモではたいてい来場者の顔写真を取ってその場で動かして見せる、といったことをやっていました。それはそれで面白かったのですが、より可能性を感じたのは、顔写真ではなく、2Dのイラストの顔でも自動的に変形できる*1というデモでした。

インタラクティブないいデモがあったので、リンクを張ってみます→ http://www.motionportrait.com/about/demo_others_03.html
表情付けやリップシンクも含んだデモムービーは http://www.motionportrait.com/about/mpdemo1.wmv

これが1枚のイラストを描くだけで作れるとしたら、2Dアドベンチャーゲームに使えば制作コストはそのままで表現の質が変わるなぁ、と思っていたところに、実際に採用例が出ました。

木原研自体は無くなってしまいましたが、今後はモーションポートレイト株式会社というベンチャーで売り込んでいくようですね。今後の展開が楽しみです。しかし、MotionPortrait がいままであまりブレイクしなかった最大の理由は、デモでいつもお客さんの写真に虫を食べさせていたせいなんじゃないか、なんて思っていたり(笑)

それにしても、この技術とタイトルのマッチングをした人はなかなかやりますね〜。技術をアピールするにはぴったりだと思います。やっぱり、地道な売り込みの効果でしょうか。適切な技術マッチングの実現は皆が幸せになることですので、今回の経緯は気になるところですね。

追記: ハルヒの素材でのモーションポートレイトの Flash デモ

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0709/18/news006.html

頭が動いているのに髪の毛が拡縮しているだけなところなど、よく見ると気持ち悪いところもありますが、ぱっと見であれば十分行けてますよね。

*1:本当は[http://www.motionportrait.com/about/demo_others_01.html:title=犬]でもパイナップルでも適用可能。ただし、技術的制限により、真横を向くなどの大きな頭の動きはできません。