続・ノベルゲームの作成・共有ができるWebサービス

以前から

と、ノベルゲームをWeb上で作成・共有できるサービスをご紹介してきましたが、さらに新しいサービスを発見しました。

萌えキャラでノベルゲーム簡単作成、「くりっく劇場」素材パック -INTERNET Watch

によると、エキサイトのサービス「くりっく劇場」で本日からノベルゲーム系の素材の提供を始めたとのこと。実行している様子を見れば分かりますが、ADVエンジンそのもののサービスです。

ADVエンジンとしては非常にシンプルな作りですが、その分、Flash による作成画面もすっきりとしており、良くできていると思います。

ちなみに、「まぜまぜのべる」のほうが立ち絵の管理がきちんとできたり、音が鳴ったりとADVエンジンとしては機能が豊富です。サービス開始当初はいろいろツッコミどころもありましたが、順調に機能改善を続けているようで、いま見たら、限定的な変数サポートまでついていてびっくり。チャプター数も最大50まで行けるようになってました。

さらに、「まぜまぜのべる×WTRPG」なんて企画もやっているみたいですね。WTこそ、オレコンテンツが渦巻く場ですので、ノベルゲームのUGCサービスとは相性が良さそうです。にぎわっているのかどうかは分かりませんが……。

機能確認サンプル

「くりっく劇場」の機能を確認するためにさっくりとサンプルを作ってみました。続きにて。

背景+挿絵+アイコン+セリフ、と非常にシンプルですが、逆にそれだけさっくり作れるのはいいですね。URL のリンクが張れることを生かして、いろいろなもののちょっとしたフレーバーに使えそうです。

まぁ、サービスとしての位置づけがいまいち分からないので、今後の行く末は不安なのですが……。いままでオタク向けではない紙芝居作成ツールとしてやってきたのに、ここにきてノベルゲーム側に振って、「まぜまぜのべる」とガチ勝負に来ているのはどうしたんでしょうね・・・。