間違いだらけの英会話本
アメリカ人の通訳さんが暇そうにしていたので、関西空港で衝動買いした英会話本を見せたところ、頭からお尻まで赤入れをしてくださいました。……かなりの頻度で赤が入っていました。
間違い例のいくつかと、もらったコメント:
- (タクシーの運転手が)Be 3 dollars.
- 「おまえは3ドルになれ!」と命令している文です。It's 3 dollars. と言うべき。
- Could you send a bellboy?
- bellboy は少し失礼に感じます。前時代的な響きがあります。Could you send somebody? くらいでしょうか。
- What do you do for living?
- 生きるために何をしているのか?という質問になってしまいます。職業を聞くなら What do you do for a living?
- I'm Nakamura.
- 日本人がよくやる間違いですが、ファーストネームが中村と受け取られてしまいます。I'm Mr/Ms. Nakamura. というべき。
日本人が作った英会話本なんて、そんな程度のようです。