ARG として売り出し中の「名探偵コナン・カード探偵団」
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- 【PR】ブレイク寸前の”ARG”作品! ネットを駆使するカードゲーム『名探偵コナン・カード探偵団』 - ファミ通.com
まず最初に。ARG (Alternate Reality Game) =「体験型ミステリーゲーム」という用語の使い方は、この製品のプロモーションが初めてです。一般には、ARG は「代替現実ゲーム」と直訳するのが普通です。代替現実ゲームとは - はてなキーワードによると、最初に直訳したのは Hotwired Japan とのこと。
さて、「名探偵コナン・カード探偵団」の紹介を書こうと思ったのですが、Yahoo! News ヘッドラインのトピックス入りした úX¥VYF¢æ¢æú{ã¤ðͶ߽uARGvÁĽ¾H - ITmedia +D Games の記事が言いたいことを全て言い表してくださっている気がします。
で、どうもこの「ARG」の波が、今年あたりじわじわと日本にも押し寄せてきそうな勢いだ。4月19日にメディアファクトリーから発売される「名探偵コナン・カード探偵団」は、日本初の“ARGトレーディングカードゲーム”。個々のカードに描かれたヒントを元に、プレイヤーは現実世界内で手がかりを探しながら、連続殺人事件の真犯人を追っていく。ARGとTCGを組み合わせてしまうあたり、いかにも日本らしい発想だし、ARGを楽しむとっかかりとしては最適かもしれない。
全く同意です。
安易な企画で ARG としてプロモーションしてしまうと、日本のユーザに ARG を狭く勘違いさせてしまうかもしれない、という懸念はあります。が、この企画のために偽サイトを立ち上げて曲まで作ってしまうなど、既存企業の1企画の範囲では、かなり力を入れて展開しているようです。また、このくらい従来のコンテンツ(名探偵コナン)と融合していたほうが、まだ ARG という遊びの認知が進んでいない日本では、普及のとっかかりとして適切かもしれません。
日本中の公衆電話を鳴らしてみたりとか、街中に物をぽこぽこ隠したりとかいったことは、問題が発生したときに企業が被るリスクを考えると、ARG 専門の団体でもないとなかなかできるものじゃありません。しかし、そんないかにも ARG といった仕掛けを使わなくても、ARG らしい楽しさは提供できると思いますし、そういった点で今回のカードゲームがどんな落としどころを狙ってくるのかが楽しみです。
記事に載っている範囲では、「トレーディングカード」「公式Webサイト」「登録会員向けメール」「インターネットに紛れたWebサイト」「名探偵コナン・カード探偵団の各媒体の広告」「現実世界に隠された何か」などが情報源となりそうですね。
どんな展開になるのか楽しみなので、自分も買ってきて挑戦してみようかと思ってしまいました。(追記)→ Amazon でガイドパック+通常パックのBOXを衝動買いしてしまいました……。
カードゲームと ARG の相性は?
いまいち、カードゲームとしてのルールを理解していないので、分かっている範囲でカードをどう使うかをまとめておきます。
まず、カードにはそれぞれパズル問題が書かれていて、それを解いて公式サイトに入力すると探偵ポイントがもらえます。探偵ポイントを加算していくと、ランクが上がるようです。ランクが上がると、登録したメールアドレスにメインストーリーの情報が送られてくるようです。
また、ダブりのカードがあった場合は、ID をサイトに入力すると、推理チケットがもらえます。こちらを使うと、パズル問題のヒントを得られるとのこと。
また、カードの裏面には、シリーズを合わせると意味が出てくる絵柄などが描かれているようですね。ここらへんは通常のトレカと似たようなものでしょう。基本的には4枚セットになっており、4枚のパズルを全て解くことでも、メールが送られて来るみたいですね。
さて、トレーディングカードゲームということで、友だちとわいわい楽しむ要素を考えてみますと……。まず、パズルやメインストーリーの謎を友だちと一緒に考えるというのはありますよね。
次に、ダブりをどうするかですが、友だちのカードを借りて自分の探偵ポイントとして登録できるのであれば、トレーディングというより協力プレイですし、逆に、カードごとにユニークIDがあって重複登録が許されないなら、トレーディングしても登録できない可能性があるわけで、トレードがリスキーですよね……。使い終わった WebMoney みたいな。ん?ID 部分がスクラッチになっていればいいのかな。やはり、実物を買ってこないとわかりませんね(^^;
あとは、レアカードを自慢できるかとか、収集要素があるかといわれると、なんとも疑問が残りますが、対戦をしない、対ゲームマスターの協力プレイのカードゲームで、どのくらい購入の動機付けをできるのかは未知数ですね。
追記
カードごとに11桁のユニークIDがあり、その部分はスクラッチになっていました。中古対策は万全です(笑)。その後、実際に遊んでみての感想などはこちら。